笑える出産・・・双子の自然分娩
実は私、双子を自然分娩で産みました。
何か妊娠したみたいと思って初めに言ったのは産科ではなく婦人科しかない病院でした。
何回目かの検診のときに先生が
「う~ん何か子宮がギザギザしているので双子かもね」と言いました。
そして次のとき先生は映像を見ながら「やっぱり、一人だったみたいだねぇ」
とその時、ついていた看護師さんが
「えっ、双子なんですか?先生、ちょっと貸してください。」
とスキャナーを奪って人のおなかをグリグリ・・・・・
「あっ、先生もうひとつ心臓ありました!!!」
発見しそこなった先生は憮然、
でも看護師さんは「ワー初めて双子見たぁ~!」
そして診察ブースから出ると他の皆に「双子見ちゃった~!!」
婦人科だけの病院だったのでかなり珍しかったらしいです。
何か先生と私は喜びから、のけ者にされた感じでした。
その後産科のある病院に移りましたがそこでも色々なことが・・・・
まず、お腹の子供たちの性別が知りたかったのですが
担当の先生はぜ~ったいに教えない主義の先生でした。
で、何回目かに担当医がいなくて若い先生になった時、
チャ~ンスっと思い「性別が知りたいんですけど」と聞いたら
「う~ん、一人は女の子だけど、もう一人はねぇ・・・
睾丸は見えるんだけど、何かはっきりしなくって」
と言われ思わず「先生、それって先天性オカマ?」
「バカいってんじゃないよ」と怒られた。
その後、2回の陣痛促進剤にも負けず生まれなかった子供たち。
「1回家に帰ってみて」といわれ退院し実家に帰った日、次の日は地元の花火大会があり
楽しみにしていたのに退院した夜に陣痛が来た。
そして、ついに出産。
これがまた笑えた。
まず、旦那は実家でしこたま飲んで自宅に帰っていなかった。
兄弟が病院まで運んでくれ、後から駆けつけた旦那は、
それでもナカナカ生まれないのでオロオロ、うろうろしているうちに
全くその気がないのに分娩室までついてきてしまい、「立会いですね」
と勝手に決められ覚悟のないまま白衣等を着せられ立ち会う羽目になった。
「奥さんの手をにぎってあげてください」
う~むチャンス!!
こんなに痛いのは分かち合わねば・・・と思いっきり引っかいてあげました。
すると「あっ、旦那さんにタオルをあげて」と先生、
旦那もすかさず私に「わざとでしょ!」
「わかったぁ~」と私。
そんなこんなで一人目がやっと生まれた。
ところが、予定日1週間前まで立派に育った双子が入っていたお腹は、
一人が出たら伸びきったらしく、微弱陣痛になってしまった。
「う~ん、う~ん」何とか早く・・・と思ってがんばってみた。
男の先生2人は「がんばれ!もう少し!」と一緒にがんばっていた。
ところが冷静な助産婦さん資格の看護師さんが一言。
「陣痛終わってるでしょ、無駄に力入れると、血管切れるわよ」
ア~やっぱり男にはわからないんだねぇ・・・
結構大きな病院だったので、凄い人数が産室にいましたっけ・・・
メインの先生とサブの先生、小児科と麻酔科、インターン2名の6人が男
サード(レジデンスって言うのかなぁ)、インターン、看護師さん2名の4人が女でした。
何か凄い人数だった。
あまりに生まれなくて「もういやだ~!もういいからやめる~!」
とか叫んでいたら女子のインターンが涙ぐんでいて、それを見たら「お前医者になるんだろ!お前が泣いてどーするんだ!」とすっかりさめてしまった。
で、結局あまりに生まれなかったらついに助手に入っていた先生がお腹を押さえて。
これがまた、とても丁寧なおじいさん先生で「奥様、私がただいま奥様のお腹をしっかり
お押さえいたしました!どうぞおききみください。」ふぇ~ありがとうさんです~。
しかも「○○先生、私、最後に先生とこんなにご立派なお仕事ができうれしゅうございます」だって、どうもこの日で引退されたらしいのです。
そんなこんなで、2500g&2490gの双子は、無事に生まれたのでした。
そういえば、途中でやっぱり帝王切開にする~!と叫んだ私に
「こんなに立派な骨盤なんだからダメ」っていった先生、
途中で「応援歌でも歌ってやろうか?」と言った先生
4時間近くも、初めの子のへその緒が次の子に巻きつかないように
持っていて下さったそうで本当に感謝しております。
最後の縫合の時に「もう、年なので痛いからほって置いてください」と
わけのわからないことを言ってしませんでした。
まぁ、そんな色々があって、今は双子とは思えない大きさに育っています。
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